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もの会ふ場

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2011年度講座のご案内:2011年8月8日(月) 講演会とワークショップ

「ものあふば」は今年度の活動として、下記のような講演会、ワークショップを企画しています。
ぜひご参加ください。再会を楽しみにしています。
また、ご関心のありそうな方に、お知らせいただけますと幸いです。


虐待と非行への新たな取り組み
 ~当事者参画型対話アプローチ
 「ファミリー・グループ・カンファレンス」の実践に学ぶ~


 ニュージーランドで開発されたファミリーグループ・カンファレンス(FGC)は、現在、欧米やオセアニア諸国を中心に積極的に導入されている当事者参画型実践です。虐待や非行などの問題を、子どもをとりまく家族・地域・親族等の人々の話し合いと意思決定によって解決していく取り組みは、家族内のさまざまな課題を広く共有しながら、つながりを再生させる意義があるといわれています。
 子どもの健やかな育成が急務の課題となっている日本において、このFGCの実践から学べること、また家族支援の新たな手法として活用できると考え、ニュージーランドの子ども・家族支援の第一線で活躍されてきた講師をお招きし、講演会とワークショップを下記のとおり開催することにしました。またとない機会ですので奮ってご参加ください。

【講師】 マリー・コノリーさん 
 メルボルン大学福祉学部長。専門・関心領域は、子ども・家族福祉、とくに子ども保護サービスにおける家族
 参加型実践など。ニュージーランドにおいてファミリー・グループ・カンファレンスの制度化と実施に尽力され
 たのち、オークランド大学の教員、社会開発省のFGC責任者などを経て現職。カンタベリー大学(ニュージ
 ーランド)博士号取得(社会福祉)。 

【日程】 2011年8月8日(月)

【場所・時間】 兵庫県民会館
 ① 講演会10:00~12:00 9階「けんみんホール」
 ② ワークショップ 13:00~17:00 7階「鶴の間」

【① 講演会】 
 参加費 1,000円 (※できるだけ事前申込にご協力下さい。)  
 内容:FGCの概要ならびに、ニュージーランドで始まった背景、実践上の効果と課題などについての講演。

【② ワークショップ】 
 参加費 5,000円  定員40名(先着順) 
 内容:当事者主体の参加型対話アプローチを実践するための講師による援助者向け研修。FGCを実施する
 前に必要な準備や開始の仕方、当事者参加を実現するための援助者のスキルなどニュージーランドで実
 際ソーシャルワーカーが受講する研修の一部を体験しながら学ぶ。
 ※参加費(5000円)につきましては、申込いただいた後に入金先をご連絡します。入金確認後に参加確定と
  させていただきます。 

【場所】 兵庫県民会館 (神戸市中央区下山手通4-16-3/TEL:078-321-2131)

【アクセス方法・地図】 http://hyogo-arts.or.jp/arts/kenminmap.htm

【申込方法】
 下記の申込フォームにご記入のうえ、メール送信いただくか、必要事項を記載したものをFAXまたは
 郵送でお送り下さい。
 
【申込書送付先・問い合わせ先】
 ものあふば事務局
 〒530-0047 大阪市北区西天満4-1-4 第三大阪弁護士ビル503号 
 葛城・森本法律事務所気付
 FAX:06-6365-1213 
 メール:monoafuba@excite.co.jp 

 *お問い合わせは、FAXかメールにてお願いします。件名に「講演会参加申し込み」または
  「ワークショップ参加申し込み」、「講演会・ワークショップ参加申し込み」とご明記下さい。


【お申込フォーム】

------------------------------FAX06-6365-1213 森本志磨子宛--------------------------


1.参加希望のイベントにチェックを入れてください。
 □講演会(10:00~12:00) 
 □ワークショップ(13:00~17:00)



2.参加希望者(フリガナ)
 ※複数名分の参加申し込みの場合は、参加者のお名前一覧に加え、連絡担当者がわかるように
  ご記入ください。




3.所属・立場



4.連絡先 (※ワークショップ参加希望者は、必ずお書きください。)
 「自宅」か「職場」を明記のうえ、郵便番号、住所、FAX、メールアドレスをお書き下さい。
 
 住所(自宅・職場): 〒   
 電話:
 FAX:  
 メールアドレス:


5.その他(ご不明な点、お問い合わせなどがありましたらご記入ください。)
 


-------------------------------------------------------------------------------------

【主催団体】 「ものあふば」とは… 
 暴力で解決する社会ではなく、人と人とのつながりによって、人が変化し、回復するような社会を望むメンバ
 ーからなる任意団体。子どももの福祉や人権、性暴力の加害・被害への専門的な対応等に携わる。児童福
 祉施設等での性加害少年の治療教育の実践やスーパーヴィジョン経験などを有する。メンバーは、森本志
 磨子・野坂祐子・浅野恭子・藤岡淳子・坂東希(詳細は下記プロフィール参照)。

【ものあふばメンバー・プロフィール(ものあふば順)】 
○森本 志磨子(もりもと・しまこ)
 弁護士、非常勤裁判官(調停官)。神戸大学法学部卒業。司法修習生を経て現職。専門は、法律(一般民
 事、家事、刑事)。児童虐待、いじめ・体罰、非行等の諸問題に関し、子ども・被害者の代理人、少年付添
 人、児童相談所の代理人、学校のアドバイザーとして法的支援を行う。また、児童養護施設の理事や、施設
 の当事者グループ(CVV)の事務局として、施設内外における当事者の人権の実現や居場所作りに向けた
 取り組みをしている。

○野坂 祐子(のさか・さちこ)
 大阪教育大学学校危機メンタルサポートセンター准教授。お茶の水女子大学大学院博士後期課程単位取
 得後退学。人文科学修士(お茶の水女子大学)。お茶の水大学学生相談室カウンセラー、武蔵野大学心理
 臨床センター相談員などを経て現職。専門は、発達臨床心理学・ジェンダー学。犯罪被害者や遺族への支
 援、学校危機時の介入支援のほか、HIVや性感染症など性の健康に関する取組みをしている。主な著書
 (共著)に『学校安全と子どもの心の危機管理』(誠信書房)、『被害者心理とその回復』(ゆまに書房)など。

○浅野 恭子(あさの・やすこ)
 児童福祉分野で、性問題行動をもつ子どもたちの支援にあたっている臨床心理士。京都女子大学大学院修
 士課程修了(児童学専攻)。共著に『関係性における暴力』(岩崎学術出版社)、『学校安全と子どもの心の
 危機管理』(誠信書房)、共訳に『回復への道のりロードマップ』、『回復への道のりパスウェイズ』(誠信書
 房)、『フットプリント』(明石書店)など。

○藤岡 淳子(ふじおか・じゅんこ)
 大阪大学大学院人間科学研究科教授。上智大学文学研究科博士前期課程、米国南イリノイ大学大学院修
 士課程修了。人間科学博士(大阪大学)。府中刑務所首席矯正処遇官、宇都宮少年鑑別所首席専門官、
 多摩少年院教育調査官などを経て現職。専門は、非行犯罪臨床心理学。島根あさひ社会復帰促進センタ
 ー社会復帰促進部アドバイザー。児童、少年、成人の性犯罪者をはじめとする非行・犯罪行動変化のため
 のプログラムの運営とスーパービジョンをしている。主な著書に『性暴力の理解と治療教育』・『非行少年の
 加害と被害』(誠信書房)、『関係性における暴力』(岩崎学術出版社)など。

○坂東 希(ばんどう・のぞみ)
 大阪大学大学院人間科学研究科(博士後期課程在籍)。国際人権NGOの専従職員として国内外のマイノリ
 ティ当事者団体のネットワーキング等を経て、現在。暴力や差別による被害と加害、回復に向けたグルー
 プ・プロセス、語りなどに関心があり、刑務所や児童自立支援施設にて実践研究を行っている。2011年度
 からは大阪府箕面市にある「NPO法人暮らしづくりネットワーク北芝」に勤務し、主に生活・就労相談(内閣
 府モデル事業「パーソナル・サポート・サービス」)を担当。
by monoafuba | 2011-07-01 02:30